~2020年 世田谷区春季大会 準々決勝~


コロナウイルスや猛暑の影響によって開催が延期された世田谷区春季大会も11月に入り、
次が準々決勝となりました。これに勝てばベスト4進出となるため、いつも以上に気持ちが高ぶります。
とはいえ、いつも通りの試合開始2時間前の集合です。
      早めにグラウンドに出向くことでプレーする際の注意点を予め確認するとともに、
     眠った体を起こすための時間を確保する事で、試合開始時間にはしっかりと動く体を準備しておく事を目的としています。


      また、この日は朝方に小雨が降ったために寒かった事もあり、
      ゆっくりと体を起こすため、メンバー各々が一人ずつ意気込みを発表していきました。


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▲▲Y選手は若手とは思えない堂々とした発言で意志を示し、チームを引っ張るK主将代行は自らの発言でチームを鼓舞していきます。

そして、アップをしっかりと行い、いよいよプレーボールです。
     

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▲▲ライン際に整列しての挨拶は、まだ慣れません。
     

この日のバッテリーは先ほど意気込みを述べていたY選手とK選手です。
Y選手の球は力強く、変化球にもキレがあり、初回こそ出だしに失点をしますが、
連打を浴びる事なく相手バッターを打ち取っていきます。


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▲▲今年加入のY選手ですが、K選手との息も合うようになってきました。


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▲▲最近、サードとして安定してきたS選手はこの日も軽快な動きを見せていました。
     

一方、チームの課題と言われていた下位打線にも連続ヒットが出るものの、あと一本が出ず得点に繋がりません。
      

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▲▲運営委員としてチームを支えているK選手、M選手の連打はチームを活気づけました。
     

結局、初回の失点と終盤に追加点を取られてしまい、残念ながら春季大会はベスト8で終える事となってしまいました。

春季大会は残念な結果に終わってしまいましたが、この敗北をそのままにしてしまっては意味がありません。
次の勝利に繋げるためにも、この敗戦を振り返り、チームの改善点を洗い出していく事が必要です。
そのために、今年何度か実施していますが、この試合の反省会を実施し、試合を振り返る事としました。


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▲▲試合当日のスコアを振り返りながら、ポイントとなったプレーにおける各選手の心境やどうすべきだったかを確認していきました。


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▲▲Iヘッドコーチや今年からテクニカルコーチとなったI選手からもチームがより強くするための様々な提案もありました。
     

試合を振り返る事によって、相手との差がどういった所にあったのか、
次に勝つためにはどういった事を改善すべきなのか、という事を選手同士が意見交換しながら各々が確認する事ができました。
また、その一方で、以前から課題とされてきた事がまだクリアできていないのではないかという事も、
改めてチームの中で議論される事となりました。
チームが強くなるためにはこのような議論は必要であり、時には厳しい意見もありましたが、
選手一人ひとりが真摯に受け止め、努力しなければいけません。

この反省会を通して、試合を振り返るだけでなく、メンバー各々が自分で考え発言する事によって、
メンバー間でのコミュニケーションも深める事ができました。 私たちは2回戦に向け、気持ちを切り替えました。選手達の目に迷いはありません。
チームとして強くなっていくためには、メンバー個々人の努力だけでなく、メンバー間の相互理解が重要となってきますし、
このようなチーム全体での意見交換を積み重ねることによって、次の勝利に向けて新たにスタートしていきたいと思います。